中・高の保健体育の授業でやったことがある
柔道クラブに見学に行ったことがある
子どもたちが道場やクラブに行っていたことがあるなど
柔道は意外と身近なところにあるものである
しかし、なぜか初めてやる人には冷たくそっけない雰囲気がある(私はいつも感じる)
それはなぜそう感じるかというと
一度部活動や柔道クラブに行くとわかるのだが…
普段から稽古をしている人々のとなりで、『片手間で指導をされる』ことが多いことだ
道場の端で受身の練習をしなさい!
寝技の補強練習をして少しでも寝技ができるようになりなさい!
上手な人を見ながら覚えなさい!
マネをしながら技に入ってみなさい!
壁で技の入り方を練習しなさい!
箒の足を使って足技を練習しなさい! など
一方保健体育の授業では…
投げ技は危ないから1年生の間はしっかり受け身の練習をしましょう~
と決まり文句のような指導をしていることも多いため
単元(8~10時間程度)のほとんどを一人での受け身練習ばかりに費やし
ちっとも投げたり、投げられたりする活動がないまま…授業を終える
これじゃあ…
投げ方も投げられ方も全くうまくならない
そもそも柔道は一人でやるものではないので…一人の受け身は柔道ではない
本当は投げたり投げられたりする経験をたくさん積むことも多かったため
『柔道は保健体育の授業でケガを防止したり、減らしたりすることができる唯一の種目だ!』
と一昔前は言われていたらしい
いまはそんなことをいう人は、ほとんどいない。(いや全くいない!)
何とも初心者に冷たく面白味の無い練習ばかりである
これで本当に柔道を好きなることができるのだろうか?
本当にわからん
結論をいうと
柔道を一から丁寧に指導してくれる道場や場所、機会がほとんどない
ということがいまの日本の柔道の現状であるといえる(いわば殿様商売と同じである)
このことにどのくらいの人が気付いているだろうか?
では、私がそのコースを作ればいいじゃないか?
そう思ってブログを立ち上げたのである
つづく
コメント