みなさん、こんばんは。今回は、私が指導にあたっている生徒とその生徒たちの柔道への向き合い方についての記事です。興味がない方は、飛ばして別の記事をお読みください。
1.よく部活の先生が言う「学校生活が部活の結果に出るぞ」の意味
2.学びと成長の違い
3.運動を擬神化する
4.まとめ
運動部を経験されているみなさんなら一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。特に学校生活がみだれ気味の時や大会でうまく結果が出ないとき…
顧問に呼ばれて…「お前の学校生活が部活の結果出ただろ!!」
よく子どもの様子を捉えた一言ですね
これってあながち間違えではないですね!
人というものは甘えや妥協、気のゆるみというものが自然と湧いてくるものです
だから、それが日常から出てしまっていると、または出てくるようになると当然試合や稽古でも無意識に出るものです
無意識の部分を意識化することに戻すためのおまじないの言葉なのかもしれません
今日子どもたちの試合だったのですが、試合の後いつもなら負けて帰ってきた選手に「何やってんだ!!ダメだろ!!」なんて叱責しているところでしたが、今日は一味変えてみて生徒が自分の試合を振り返る言葉かけをしてみました
「今日一番の大事な試合をどの試合だった」
「今日の最低目標はどこまで勝ち上がることだった」
「負けた試合の共通点や要因はなんだった」
こんな掛け合いをしました。柔道の稽古の一つとされる『問答』です
すると…
生徒はよく頭を使って振り返ります
そして、言葉に出します→でも、違ったらまた考えます
より鮮明に試合を振り返るようになります
今日の試合で良かったこと
もう一歩だったところ
敗因や後悔
最後には気づきます
これが成長です
これとは違って、学びは先生や先輩に教えてもらったこと「あぁ~なるほどね!!」や「そういうことだったのか!!」と理解することだと今日の私は考えてみました
面白いことに気づいたと自分では思ってますが…みなさんはどうお考えになりますか?
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