今回は、柔道着がなくてもできるシリーズということで
一人でもできる柔道の楽しみ方について一つお話をしていこうと思います
いきなりではありますが
以前のブログで「壁打ち込み(かかり練習)」について
道場の隅に追いやられた面白くない練習だ…
柔道をはじめたばかりの人がやる練習だ…
こんなイメージを持たせてしまうような書き方をしてしまったように感じます
しかし、実は違います!柔道の中でも一人で楽しめる最高の練習です
(小さい頃にやっていたときはそんなこと全く考えていませんでしたが…指導者になってやっと理解できることもあるのです)
そんな「壁打ち込み」を生かした技の作り方について
今回は書いていこうと思います
目次
1.技BIG3について
2.壁打ち込みはなぜするの?
3.一人の世界
4.まとめ
1.技BIG3について
みなさん柔道の技というとどんな技を挙げられますか?
オリンピック選手はどんな技を使っているでしょうか?
私が思うに大きく分けて3つです
①「大外刈り」
②「内股」
③「背負い投げ」
この3つをまず練習してみましょう!
特に上記の3つの技を得意技・決め技に使う人が多いです
またオリンピックなどの上位大会での決まり技としてもたくさん出てくるので
柔道を始めるにあたってとてもよい入口になるでしょう
2.壁打ち込みはなぜするの?
理由は…
自分の身体感覚(カラダの動き)と向き合う楽しさを味わえるからです
自分の身体感覚(からだの動き)と向き合う??? どういうこと??
そう思われたかと思いますが
実は柔道の面白さはいくつかあると私は考えています
知る楽しさ
学ぶ楽しさ
磨く楽しさ
勝負の楽しさ
せっかく興味を持ってはじめた柔道なのですから
はじめは他人と比較するのではなく
自分なりの極め方・学び方で柔道に取り組んでいくこといいのではないでしょうか
どうしても他人と比較して技が上手下手であったり
勝った負けただけの楽しみ方だけになってしまうと
上手くいかないときにやめたくなってしまうかもしれません
だからこそ、学び始めは正しい動きを学び
自分の身体感覚を磨くことで
知る楽しさ・学ぶ楽しさ・技を磨く楽しさに重点をおいて
稽古に取り組んでほしいと思います
この楽しみ方を知っている人と知らずにやるのではのちに大きな差となってくるでしょう
3.一人の世界
そして…
日常からかけ離れた動きや稽古時間があなたを『一人の世界』へと連れて行ってくれるでしょう
趣味でやること
好きでやることなのだから
自分なりの極め方があってもいい
始めは自分一人の世界で楽しんでみるのも良いかもしれません
4.まとめ
今回は「得意技BIG3」と題して柔道の学び方・楽しみ方を解説してきました
「壁打ち込み」=「自分の身体感覚(カラダの動き)と向き合う楽しさ」
さらには…自分なりの極め方・学び方で柔道に取り組んでいくことが
いままでのあなたが知らなかった運動の楽しみ方を気付かせてくれるかもしれません
ちなみに…
今日も他校で柔道を専門としない先生が生徒を連れてきてくれたので
壁打ち込みでの『技の磨き方講座』をやりましたが
みんな2時間以上壁打ち込みを楽しんでおりました
没頭している子もいれば ともに学び合っている子
自分の変化(成長)を感じながら
自分の身体感覚(カラダの動き)と向き合う楽しさを味わっておりました
帰りに学ぶ楽しさを感じて帰っていく姿に
また一人、柔道の深い学びを見つけてくれたように感じました
つづく
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