これで一人打ち込み完成!!技のポイント3選

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今回はこれができたら一人打ち込み完成ということでBIG3完成のためにの細かい動作ポイントについてお話します。

どの技もポイントを3つに絞っていますので、ぜひ参考にして稽古してみてください。

目次

1.BIG3の動作ポイント

2.ちょっとの工夫で劇的レベルアップ

3.まとめ

1.BIG3の動作ポイント
〇大外刈り

大外刈りでは片足で相手を投げる技になるので、より体の安定が必要になります。そのために下半身の動作を中心にポイントをまとめました。

①できるだけ上体(体)は起きていること

…大外刈りの一人打ち込みの動作時は、最後の刈りきる動作の際以外は、体を真っすぐ起こしていることがポイントとなります。顎を少し引き、お腹にキュッと力をいれて、体をピンっとしてることで振り上げ・振り下ろしの動作をしても、体の安定性が保たれるのです。また体が左右に傾いていると技をかけても威力がなかったり、相手が崩れたり投げたりすることができないのです。

ついつい大外刈りで投げたい気持ちが強いあまり、はじめから体が突っ込んで(倒れて)しまい、体を浴びせるような形で技をかけたりする選手がいますが、このような状態になると相手への崩しが利かず、力も伝わりにくくなり技にキレが生まれません。

だから、打ち込み動作時は目線をまっすぐ保ってやると上体(体)起きるようになるでしょう!!

②踏み込み足(一歩目)は、つま先まっすぐ踏み込み、ひざの真下につま先がくるまで沈むこと

…大外刈りの打ち込みを見ていると踏み込み足が陸上の高跳びのようにストップをかけるように踏み込む選手が多く見られます。実はこの入り方をすると最終的に振り上げ振り下ろし時に軸足(踏み込み足)のかかとが浮いてしまい重心が上がってしまいます。こうなると刈り足にも力が入りませんし、技をかけても返されやすくなります。

よって、まっすぐな踏み込みとひざの沈みができることで振り上げ振り下ろしでも重心が低く安定するようになるのです。またこの動作がマスターできるとスムーズな体重移動が可能になり、カラダのキレが増すでしょう!!

③(刈り足の)振り上げ・振り下ろしのポイントを理解しよう

(刈り足の)振り上げの際は、前太もも(大腿四頭筋)に力をいれて入り、振り下ろしの際は、ふくらはぎから裏太もも(ハムストリング)に力を入れるようにしましょう。その際意識するのは、つま先までピンッと足を伸ばすこと(振り上げ時は、足の甲。振り下ろし時は。足裏や土踏まずに力を入れる)です。そうすると自然に上記の筋肉にちからが入るようになります。最後の大外刈りの決め動作時にはおしり~裏太もも(ハムストリング)で相手を持ち上げるイメージで入るとより一層綺麗な技になるでしょう。

〇内股

①一歩目は横向きに踏み込む

…これに関しては、さまざまなご意見がありそうですが腰のひねりで力を発生させるため、縦や斜めに踏み込むより、真横につま先を向けて踏み込むことをおススメします。そうすることで自分の腰に相手がしっかり乗ってくるため、相手を跳ね上げやすくなるでしょう。

②二歩目は縦に踏み込む

…先ほど述べたように一歩目を横向きに踏み込みました。では、二歩目はかかとから縦に踏み込みましょう!自分の足でアルファベットの『L』を描くように置きます。できれば、二歩目は少し深く踏み込むことで相手の重心の下に入ることができる為、より簡単に相手を持ち上げることができます。なお、この2ステップができると腰にキレがでて技としての完成度がグッと上がります。

③おしり~裏太もも(ハムストリング)で相手を持ち上げるイメージ

…これは大外刈りの応用です。大外刈りと同じようにおしり~裏太もも(ハムストリング)で相手を持ち上げるイメージで入るとより一層綺麗な技になるでしょう。そして、高い位置まで跳ね上げられるようになってきます。

〇背負い投げ

①腕は縦回転をイメージして動く

…背負い投げでは、相手を引き上げてできたスペースに体を入れていきます。そのため腕の動きは頭上を通過し180°回転するように動かします。この動きができると回って担いだ時に相手がしっかり自分の背中に乗り込んできます。ここがすごく大切なポイントとなるので繰り返し練習しましょう。

②体はコンパクトに横回転する

…その動きと同時に体はできるだけ小回りで横回転しましょう。この時肩が上がったり、下がったりすると少しだけ動きの動作が大きくなり、相手に受け止められたり、かわされてしまったりする原因にもなるのでできるだけ横回転で上下動が少ない動きをしましょう。

③腕は肩よりも下に落ちないようする

…②のところでも触れた通り、肩が上がったり、下がったりすると少しだけ動きの動作が大きくなってしまうので、注意していただきたいですね。肩の上下動が入ってしまうとどうしても背負い投げに入ってもスポッと抜けてしまったりする原因にもなりかねません。ぜひ、意識してみてください!!

2.ちょっとの工夫で劇的レベルアップ
 さて、以上のポイントを意識しながら練習するとともに、ちょっとした『場』の工夫をしてみましょう!例えば、私が指導する際は、畳のマス目を活用するように指導します。畳というのは、縦横と長さは違えど、直線ができています。その直線を活用して振り上げ・振り下ろしで左右にブレていないか?畳と畳の間を活用して回転した際に左右のバランスはどうか体は真ん中に入れているか?など、自分の動きをチェックしやすくなると思います。細やかに確認することでより洗練された技があなたのものになるでしょう!他にも、あなたなりの『場』工夫を見つけてみてください。

3.まとめ

今回は一人打ち込みの完成という目的で書いてきました。BIG3のポイント3選としていくつかの技の動作時に意識するポイントを上げてみました。いかがだったでしょうか?レベルを一段ずつあげてプログラムを組んでいます。ぜひ、前回までの記事も確認してみてください。また場の工夫として、畳を使った技の確認について書きました。ぜひ、試してみてください。

今回もあ~それ知りたかったんだ!と思えるものがあればうれしいです。
では、また!

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