柔道に正面から向き合うことの大切さ3選

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みなさん、こんばんは。今回は、私が指導にあたっている生徒とその生徒たちの柔道への向き合い方についての記事です。興味がない方は、飛ばして別の記事をお読みください。

目次

1.よく部活の先生が言う「学校生活が部活の結果に出るぞ」の意味

2.学びと成長の違い

3.運動を擬神化する

4.まとめ

1.よく部活の先生が言う「学校生活が部活の結果に出るぞ」の意味

運動部を経験されているみなさんなら一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。特に学校生活がみだれ気味の時や大会でうまく結果が出ないとき…

顧問に呼ばれて…「お前の学校生活が部活の結果出ただろ!!」

よく子どもの様子を捉えた一言ですね

これってあながち間違えではないですね!

人というものは甘えや妥協、気のゆるみというものが自然と湧いてくるものです

だから、それが日常から出てしまっていると、または出てくるようになると当然試合や稽古でも無意識に出るものです

無意識の部分を意識化することに戻すためのおまじないの言葉なのかもしれません

2.学びと成長の違い

今日子どもたちの試合だったのですが、試合の後いつもなら負けて帰ってきた選手に「何やってんだ!!ダメだろ!!」なんて叱責しているところでしたが、今日は一味変えてみて生徒が自分の試合を振り返る言葉かけをしてみました

「今日一番の大事な試合をどの試合だった」

「今日の最低目標はどこまで勝ち上がることだった」

「負けた試合の共通点や要因はなんだった」

こんな掛け合いをしました。柔道の稽古の一つとされる『問答です

すると…

生徒はよく頭を使って振り返ります

そして、言葉に出します→でも、違ったらまた考えます

より鮮明に試合を振り返るようになります

今日の試合で良かったこと

もう一歩だったところ

敗因や後悔

最後には気づきます

これが成長です

これとは違って、学びは先生や先輩に教えてもらったこと「あぁ~なるほどね!!」や「そういうことだったのか!!」と理解することだと今日の私は考えてみました

面白いことに気づいたと自分では思ってますが…みなさんはどうお考えになりますか?

3.運動を擬神化する
そして、続けて私は話しました『では、最後にあなたは柔道に対して正面から向き合うことができていたでしょうか?
続けて、『柔道というのはうそはつきません。あなたがあなたに嘘をついているのならば、柔道は見逃さないでしょう。そして、試練を与えて気づかせるでしょう
この言葉を聞いた生徒は、下を向き深く考えているようでした
学んでますねぇ~
こういう活動を自分のクラブでも、オファーがかかって指導に伺った学校の生徒にもお話をするようにしています。
柔道は、強くなるための場所だけではありません
人が学び、人が育つ場所です
そんな指導をしている生徒たちが、少しずつ成長し挨拶やお礼を自ら進んで言えるようになってきたことや些細な気づきをたくさん拾えって気配りができるようになってきたこと
そして、ちょっと先をいく先輩がそれをさらに見つけてあげて、後輩を褒めるようになっていること
教育のすばらしさを感じる一日でした
 
4.まとめ
今日はエピソードトークを記事にしてみました
これが教育の一端であり、日本式学校教育の部活動なんだろうと考えます
昨今、世の中の流れが大きく変わろうとしております
現場はいまでも『鉄は熱いうちに打て!』と言われるようにホット(=熱い=温かい)教育を行っているところです
また明日からの生徒ととの日々が楽しみですし、保護者の方々も一回り成長したお子さんをみることができるでしょう
今回は、そんな古くて新しい教育の記事でした
では、また~

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